ヨガの呼吸「プラーナーヤーマ」
ヨガにおいて、ポーズは「アーサナ」、呼吸法は「プラーナーヤーマー」と呼ばれます。プラーナーヤーマは気や生命エネルギーをコントロールする意味です。
呼吸をしなければ数分で死んでしまうことが分かっていますが、忙しくしている現代人は意識をしないことが多いです。ほとんどの人は呼吸を意識せず、口から浅い呼吸していて、横隔膜をほとんど使わずに呼吸をしているようです。ヨガを始めてから自分の呼吸の浅さを初めて認識される方も多いかもしれません。
アランヤヨガではどのレッスンでもアーサナの前に必ず呼吸法を行います。いつもレッスンで姿勢を整えて、意識を呼吸に集中して鼻呼吸をする理由は、エネルギーを全身に巡らせ、心身を整える目的があります。また、鼻呼吸をすることは、鼻から吸うと空気が暖められ濾過される意味もあります。しかし、ヨガ的にはプラーナーを最大限に取り込めるのは、鼻の奥にある嗅覚器官を通って中枢神経である脳まで届けるためです。
YOGAのプラーナヤーマーで心をコントロールする!
背筋を伸ばすのは脳から背骨を通る中枢神経の通り道にある脊椎を通りやすくするためです。
ヨガのレッスン以外でも自分の呼吸の状態を観察してみてください。呼吸でご自身の心の状態を確認できます。必要に応じて呼吸をコントロールしてみてください。呼吸をコントロールすれば心の状態もコントロールできるかもしれません。
私は毎日のプラーナーヤーマで心を穏やかに清らかに保つようにしています。