マントラってどういう意味?
マントラ(mantra)とはインドで古代から儀式や祈祷時にマントラをチャンティングしました。
マントラの語源は、man=「思考する」に語尾辞のtraがついて「思考の道具」などの意味です。
また、チャンティングとは、マントラを詠唱することで、伝統的なものは一定の韻律と決められた音階を乱すことなく厳格に継承されているようです。
一般にヨガのレッスンの最初と最後の短い時間でマントラを唱えているのは、伝統的なマントラのチャンティングとは異なり、音階が自由です。
いずれも自己を超えた大なるものへの称賛や願い瞑想の祈りの意があります。また、単純に集中力を高めるために、リラックス効果を促すためでもあります。
マントラの言葉は、数えきれないほどの種類があると言われていますが、そのなかでヨガのレッスンでよく使われている一つをご紹介します。
❝OM Shaanti Shaanti Shaanti❞の唱えについて
・OM(AUMオーム、アウム)
A=始まり、U=繋がり、M=終わり、「AUM」で始まりから終わりまでの「全て」を意味。
・Shaanti(シャンティ)
「平安、至福、静寂」を意味。
Shaanti を3回唱えることの意味は、1回目は私へ、2回目は私が愛する周りの環境や人へ、3回目は全ての環境へ平穏・平和の願い祈りをささげる言葉です。
頭の中に雑念が浮かんできてストレスを感じる時には、ただただマントラを唱えてみてください。マントラを唱えることに集中すると徐々に頭がクリアになる感覚を味わえると思います。