「横隔膜呼吸」で代謝を上げ、やせ体質に!
横隔膜は、肋骨の下にあるドーム状の筋肉です。
息を吸ったり、吐いたりする動きにあわせて、縮んだり、ふくらんだりすることで呼吸を助ける役割をしています。
しかしながら年齢とともに、平たく硬くなり、動きづらくなることで、呼吸も浅くなってしまうのです。
また、スマートフォンやPCを見るなど長時間、同じ姿勢で過ごすことによって内臓を守る体幹部分の筋肉がこわばってしまいます。このことにより、内臓の機能の低下に陥りやすいのです。
人は1日に2万回呼吸をするといわれていますが、実は、姿勢を良くする筋肉と、呼吸で使う筋肉は同じです。つまり、姿勢が悪いと酸素とガスの交換がうまく行かなくなります。呼吸がスムースに行かないと体に酸素が行き渡らず疲れしまい、姿勢がくずれやすくなります。
また、悪い姿勢がもたらす、ぽっこりお腹、むっちり太もも、お尻のたるみなど、さまざまな悩みにつながります。
そのようなことからも横隔膜を意識した呼吸が非常に大事です。
胸とお腹を両方使う「横隔膜呼吸」で横隔膜を正しく使った呼吸を習慣化すれば、全身の血流がアップして、むくみが改善し、脂肪も燃焼しやすい体に整い、リンパや血流も良くなるのでやせ体質を手に入ることができます。
代謝を上げるコツは、こわばった呼吸筋をほぐし、可動域を広げることが大切です。また、横隔膜と連動して吐く息で骨盤底筋も引き上げるようにすると体幹も鍛えることででき、姿勢が改善し、やせ体質に導きます。