リーキーガット症候群を改善する食事ポイントとファスティング
「リーキーガット症候群」は、英語の「リーキー(leaky:漏れる)」と「ガット(gut:腸)」が組み合わさった言葉で、腸粘膜の壁にできた小さな隙間から、腸から出てはいけないウイルスや菌、たんぱく質が血中に流れ出してしまうことです。
その結果、毒素や炎症を起こしたり、まだ十分に分解されていない食物成分が血中に入りこみ「遅延型アレルギー」が誘発されて「遅延型フードアレルギー」の原因にもなります。
リーキーガット症候群の症状は
花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎、消化不良、胸やけ、検査では特に異常がないのに、腹痛や頭痛、疲労感などの慢性的な不調が続く場合があります。
リーキーガット症候群改善の食事のポイントは
リーキーガット症候群の原因になるジャンクフード、加工食品、小麦粉、牛乳などの乳製品をなるべく避けて、砂糖を使わない和食をおすすめします。わかめなどの海藻類、野菜、蒟蒻、キノコ、玄米、また味噌、納豆、キムチなどの発酵食品を積極的に取るようにしましょう。
また、腸内環境を整えるには「ファスティング」が効果的です。ファスティングは一定期間、胃腸を休めることにより、老廃物や毒素が排出され、ファスティングで腸内環境がリセットされた後に、腸に良い食事を取ることでリーキーガット症候群の改善が促進されます。ダイエットのためのファスティングではなく、リーキーガット症候群改善に繋がる腸内環境の整備に、ファスティングはおすすめです。