「内臓冷え」はストレスと寝不足が原因?ヨガでお腹から整える方法
最近、なんだか疲れやすい、寝つきが悪い、胃腸の調子がイマイチなどそんな不調、実は「内臓の冷え」が原因かもしれません。

内臓が冷えるってどういうこと?
冷えというと手足の先や体の表面を思い浮かべがちですが、実はお腹の中、つまり内臓も冷えることがあります。
特にストレスや寝不足が続くと、自律神経が乱れやすくなります。自律神経は、交感神経(緊張・活動モード)と副交感神経(リラックスモード)からなり、胃腸の働きはリラックスモードである副交感神経が優位なときに活発になります。
しかし、ストレスや忙しさで交感神経ばかりが優位になってしまうと、内臓の血流が悪くなり、冷えてしまうのです。
◆内臓冷えが引き起こす不調
・ 疲れが取れにくい
・ 胃腸の調子が悪い
・ 寝つきが悪くなる
・ 免疫力の低下
夜になると本来、血液は肝臓に戻って「充電」される時間帯です。しかし寝不足やストレスで交感神経が高ぶっていると、その充電時間が短くなり、翌朝も疲れが取れていないなんてことになります。
お腹を温めるヨガで、自律神経を整えましょう。
ヨガは、呼吸とともにゆったり体を動かすことで、副交感神経を優位にし、内臓の働きをサポートしてくれます。さらに、体の中心であるお腹(丹田)を意識して動くことで、内臓を直接温める効果も期待できます。
◆おすすめのヨガポーズ3選(内臓を温める)
1. ガス抜きのポーズ(パヴァナムクタアーサナ)
2. 橋のポーズ(セツ・バンダ・サルヴァンガーサナ)
3. ねじりのポーズ(アルダ・マッチェーンドラーサナ)
◇香りやお茶でさらにリラックスを
ストレスを食べ物で解消しがちですが、香りでのリラックスもおすすめです。アロマオイルやハーブティー(カモミールやペパーミントなど)で、自律神経のバランスを整えましょう。
ヨガでお腹を温め、自律神経を整えることは、ただ体をほぐすだけでなく、心の疲れにもやさしくアプローチできます。毎日の少しの時間で、自分を大切にする習慣を取り入れてみませんか?