夏バテしにくい身体づくり

梅雨が明けると、本格的な夏が始まります。

私たちの身体は約37℃の深部体温を保つため、汗や皮膚の血管を広げる働きによって体温を調節しています。

しかし、この状態が続くと自律神経や循環器系に負担がかかり、水分やナトリウム・カリウムなどの電解質も失われるため、疲労感やめまい、食欲不振、筋肉がつりやすいなどの夏バテ症状が起こりやすくなります。

また、冷房の効いた室内と暑い屋外を行き来すると、自律神経は体温調節を繰り返すため疲れやすくなり、睡眠の質の低下や慢性的な疲労にもつながります。

呼吸とヨガで身体を整える

ヨガの腹式呼吸では横隔膜が大きく動き、「呼吸ポンプ作用」によって血液循環が促されます。また、ゆっくりとした呼吸は副交感神経を優位にし、心身をリラックスした状態へ導きます。

さらに、股関節や背骨、足関節を大きく動かすことで、ふくらはぎの筋ポンプ作用が働き、下半身の血流やリンパの流れも改善されます。

夏は激しい運動をするよりも、深い呼吸とともに全身を心地よく動かし、自律神経と循環機能を整えることが大切です。

今年の夏も、ヨガで身体の機能を整えながら、夏バテしにくい身体づくりを始めていきましょう。