夏の浅い呼吸をヨガで整える
・身体から、考えすぎのループをやわらげる
前回のブログでは、過去の後悔や未来への不安を繰り返し考える「RNT(反復的なネガティブ思考)」についてお伝えしました。
不安や考えごとが続くと、呼吸は浅くなりやすくなります。一方で、呼吸の乱れから心が落ち着きにくくなることもあります。
つまり、心と呼吸は一方向ではなく、互いに影響し合っています。

夏は暑さや湿度によって体温調節の負担が増え、呼吸が速くなりやすい季節です。
さらに、発汗による水分不足や疲労、冷房による首・肩・胸まわりのこわばりが重なると、胸の上部を使った浅い呼吸に偏ることがあります。
呼吸が浅く速い状態が続くと、身体の緊張が抜けにくくなり、心にも余裕がなくなります。そのため、普段なら受け流せることを何度も考えたり、ネガティブな思考のループに入りやすくなったりすることがあります。
・呼吸しやすい身体をつくる
呼吸を深くしようと頑張る前に、まずは胸郭や背骨を動かし、呼吸しやすい身体をつくることが大切です。
ヨガのアーサナで脇腹や胸、背中をやさしく動かすと、肋骨や横隔膜が働きやすくなります。
ポーズを行いながら、肋骨の広がりや息を吐くときに身体が緩む感覚に意識を向けてみましょう。
身体を動かした後は、鼻から自然に息を吸い、吐く息を少し長くします。ゆっくり吐くことで首や肩の力が抜け、次の呼吸も自然に入りやすくなります。
夏は、知らないうちに身体も心も緊張しやすい季節です。
アーサナと呼吸で身体から緊張をほどき、考えすぎのループから少し距離をとる時間をつくりましょう。
ARANYA YOGAでは、季節による身体の変化を確認しながら、呼吸しやすい身体と心の余白を整えていきます。

